サーミスタ(Thermistor)は、Thermally Sensitive Resistor(熱に敏感な抵抗體)の総稱です。溫度が上がると抵抗値が下がる、 負の溫度係數を有するものをNTCサーミスタ(Negative Temperature Coefficient Thermistor)と言います。NTCサーミスタは金屬酸化物を主原料とし高溫で焼結されたセラミックス半導體で、その製造方法、構造によって多種多様な形狀、特性があり、様々な機器の溫度センサとして幅広く利用されています。
SEMITECホームページ掲載のサーミスタは全種類RoHS対応しています。
高精度、高信頼性サーミスタ素子を用途別に最適な形狀に加工した溫度センサです。SEMITECではお客様のご要望に応じて、 カスタムでセンサに加工して供給させていただいております。
サーミスタセンサ(アッセンブリ品)のRoHS対応についてはお問い合わせください。
NCセンサはSEMITEC獨自の赤外線検出構造で、今まで赤外線センサが使えなかった悪環境にも対応可能な新しいタイプの非接觸溫度センサです。
高精度の2つのサーミスタで構成されており、1つのサーミスタは物體から放射される赤外線を検知します。
もう1つのサーミスタは溫度補償用として周囲溫度を測定します。
この2つのサーミスタの出力を演算することにより被測定體の溫度を知ることが出來ます。
SEMITECのNCセンサはRoHS対応しています。
サーモパイル(Thermopile)は熱電対の原理を応用した赤外線センサです。
半導體プロセスを利用した獨自のシリコンマイクロマシニング技術を駆使することで、高出力、高速応答、低価格化を実現しました。
また、非接觸溫度測定に欠かせない溫度補償用センサには、超高精度サーミスタを採用、より正確な溫度測定を可能にしました。
SEMITECのサーモパイルはRoHS対応しています。
ゼナミックは、金屬酸化物バリスタに対するSEMITECの商標名です。ゼナミックは非直線指數が大きく、近似的に定電圧特性ともいえる良好なバリスタ特性を示し、大電流領域まで使用できます。サージアブソーバとして大変理想的です。
この製品は、ZnO(酸化亜鉛)を主原料に添加物を加えた粉體を成型し、1,200~1,400℃で焼結したセラミック體です。
SEMITECのゼナミックはRoHS対応しています。
シリコンサージアブソーバVRDは、立ち上がりの急峻なサージ電圧を吸収する為に開発されたサージアブソーバです。
VRDは、シリコン接合のアバランシェ効果によりサージに対し応答性が非常に速く、その制御電圧は、ほとんど電流に依存することなくシャープであることなど、従來のサージアブソーバの抱えていた問題點を解決した、高性能高信頼性デバイスです。
SEMITECのVRDはRoHS対応しています。
定電流ダイオード(以下 CRD : Current Regulative Diode)は、 その名前が示すように電圧が変動しても一定の電流が供給可能なダイオードです。
1V以下の低電圧から100Vの高電圧までの広い電圧範囲で常に一定の電流を流すことが出來る部品です。
加える電圧の変動、負荷抵抗の変化、リップル電圧に係ることなく負荷に一定の電流を供給が出來ます。
一般に定電流回路は構成が複雑で複數の部品が必要です。
また、設計も簡単ではありませんが、CRDは、たった1個の部品で定電流特性が簡単に実現可能です。
SEMITECのCRDはRoHS対応しています。
パワーサーミスタは、NTCサーミスタ(Negative Temperature Coefficient Thermistor)の、 通電による自己発熱により溫度が上昇する事で急激に抵抗値が減少する特性を応用した製品です。
製造コストの低減に成功し従來のパワーサーミスタに比べ廉価です。
SEMITECのパワーサーミスタはRoHS対応しています。